■ ホイールサイズの見方
|
|
|
まずはホイールサイズの見方です、と言ってもホイールの何処にサイズが書いてあるか分かりませんよね
そこで画像を用意しました、画像の赤丸の部分に大抵刻印してあります。上がホイールの裏側から見た所、下がホイールの正面から見た場合です。
ホイールによって刻印の場所が違いますので探してみましょう。
さてサイズの刻印の場所が分かれば次は見方です。
例)17×7J1/2 5−114.3 +20
この様に刻印がある場合
17がホイールの直径をインチサイズで表示しています、(図のリム径)
7J1/2がホイールの太さをインチサイズで表示しています、(図のリム幅)
5はホイールの取付穴の数を表示
114.3はホイールの取付穴の直径をmmで表示していてP.C.Dと呼ばれます。
国産の場合基本的に乗用車は114.3mm、100mm、110mmが存在し4WD車(サーフ、ランクル)は139.7mm、150mmが存在します。
外車はほぼ違いますので国産用のホイールは取り付けできません。
+20はホイールのオフセットと言いホイールの取付面の位置をmmで表示じします。図のようにホイール断面の中心から取付面までの長さを表示します−10などの表示の場合は取付面がホイールの中心よりも車両側にあることを意味します。
|
|
■ ホイール 種類と名称
|
|
|
次にホイールの名称と種類構造です
名称については図から次のように呼びます
@ホイールハブ
車両側のハブ(車両側の真ん中の出っ張り)に引っかかるようになっています。高級なホイールなどはホイールリングと言う部品もあり、これはアルミホイールと車両ハブの隙間をなくし安定した走行をさせる部品です。
Aアウターリム
ホイールの正面側のリム
Bインナーリム
ホイールの内側のリム
Cピアスボルト
2ピース、3ピース構造のホイールの場合ホイール自体を固定しているボルト、飾りのダミーピアスボルトも存在する。
Dエアーバルブ
空気を入れる所、図のようにアルミ製の高級品からゴム製の部品まで色々あります
Eホイールディスク
アルミホイールの表面
|
|
■ ホイール 種類と構造
|
|
|
一般的にアルミホイールとスチールホイールが存在します。また珍しい高級素材でマグネシュウムホイールなど素材で類別します。
更にアルミホイールには構造で1ピース、2ピース、3ピース構造のものが存在します、違いは以下のように違います。
1ピース構造
アルミホイールのインナーリム、アウターリム、ホイールディスクが1つのアルミで構成されているものを呼びます。基本的に値段が安い分サイズ(オフセット)などの種類が少ない設定になっています。
2ピース構造
アルミホイールのインナーとアウターリムが1つのアルミ部品で構成されホイールディスク面が別のアルミ部品で構成されている物を呼びます。部材同士は溶接で固定されていることが多いです。
3ピース構造
アルミホイールのインナーリム、アウターリム、ホイールディスクがそれぞれ別の部品で構成されているものを呼びます、基本的にピアスボルトと呼ばれる部品で固定しています。サイズ(オフセット)が豊富で高級感のあるホイールが多い為、価格が高めの設定になっています。
ホイールディスクの構造
ホイールディスクにも一般的に3種類ありHiディスク、Midディスク、Loディスクと種類があります、違いはホイール取付面の位が違います。Hiディスクの方がLoディスクよりもでかいブレーキに対応している為、同じオフセットでも約30mmほどプラスで考えるのでアウターリムの幅は短くなります。ですからアウターリムの深いホイールが好みの方は出来るだけLoディスクが取付出来るならLoディスクを選択しましょう(車両によって違います)、ちなみにワゴンRはLoで大丈夫です。
|
|